2009年8月31日月曜日

カバジェロV10.レアルを中盤ストップ


 WBAスーパー&IBF世界S・バンタム級王者セレスティーノ・カバジェロ(パナマ)が29日(現地時間)メキシコのメヒカリで地元のフランシスコ・レアル(メキシコ)を7回終了TKO。WBA王座の防衛回数を大台の10に乗せた。(IBF王座は2度目の防衛戦)
 初回、右一撃でダウンを奪ったカバジェロは2回にも世界初挑戦のレアルにダメージを与え優勢。それを乗り切った挑戦者は長身王者に肉迫、観衆の声援を受けて見せ場をつくる。だがスマイルを浮かべるカバジェロは強烈なレバー打ちでサウスポー挑戦者の攻勢を遮断。6回、右目をカットしたレアルは出血が止まらず、7回終了後セコンドがリタイアを申し出た。
 カバジェロは33勝23KO2敗。レアルは14勝9KO5敗2分。
 同じリングで行われたWBC女子世界S・フライ級戦は王者アナ・マリア・トーレス(メキシコ)がアバ・ナイト(米国)を3-0判定で下して防衛成功。これまで無敗のナイトの善戦も光ったが、ラッシング・パワーで勝るトーレスが96-94,99-91,97-94のスコアで支持された。(三浦勝夫)

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