2009年7月5日日曜日

小出勝利、林は敗れる 大場戦前座から


 大場-馬野戦のアンダーカードとして行われたフェザー級8回戦で、日本S・バンタム級7位の林翔太(畑中)がノーランカー山本直(守口東郷)に1-2判定負けする波乱が起こった。
 開始からプレスをかけて出た林だが、山本のコンパクトなフック連打に苦戦。3回には右カウンターでぐらつき、ダウンを奪われてしまう。その後相手の慎重策に乗じてポイント挽回に努めたものの、山本も応戦して試合終了。スコアは78-74、77-76、75-76と割れたが、山本の勝利を支持していた。これで8勝4KO6敗1分の山本は初のランク入りを濃厚にした。
 またS・ライト8回戦ではサウスポー小出大貴(緑)が元ランカーの鮫島康治(グリーンツダ)に6回TKO勝ち=写真。
 小出が連打で前に出れば、鮫島もサイドステップからのリターンパンチで応戦し白熱した試合は、6回に小出が左クロスで鮫島をダウン。立ち上がった相手の粘られるも、手を出し続けてストップを呼び込んだ。小出は10月の「最強後楽園」S・ライト級で日本1位の亀海喜寛(帝拳)と対戦する。
 そのほかの試合結果は以下の通り(左が勝者)。
ヘビー級6回戦 オケロ・ピーター(緑)KO1回 楠ジャイロ(松田)
52.7キロ6回戦 中村優一(正拳)TKO3回 松田圭悟(中日)
フェザー級6回戦 大江和樹(畑中)判定 花木彰年(大一スペースK)
ミドル級6回戦 飯田将成(コパン星野)判定 相澤健治(オサム)
57.5キロ6回戦 谷弘樹(姫路木下)TKO6回 村瀬将司(畑中)

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