18日(現地時間)メキシコのプエルトバジャルタで行われたWBC・S・フライ級暫定王座決定戦のセミで、フリオ・セサール・チャベスの次男、オマール・チャベス(メキシコ)と対戦し、TKO負けした同国のマルコ・ナサレーが重体に陥っている。
試合は昨年に続く再戦。6回戦で行われた一戦はリベンジに燃える地元のナサレーが気迫あふれるアタックを敢行し、激戦となった。初回ダウンを奪ったチャベスに、ナサレーは臆するところなく突進。チャベスは左目尻を腫らす。迎えた4回、パワーで上回るチャベスが畳み掛けると、ダメージを負ったナサレーはストップされた。
終了後、5分ほどコーナーに座り介抱を受けていたナサレーだが、徐々に意識を失い昏倒。担架で退場し、入院した病院で脳の手術を受けた。担当医師は「緊迫した状態。向こう3日間が正念場」と話している。
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