1月の初戦ドローを受けて実現した矢代義光(帝拳)-三浦隆司(横浜光)のダイレクト・リマッチは4日夜、後楽園ホールで行われ、今度は1位挑戦者・三浦が王者・矢代に7回30秒TKO勝ち。日本S・フェザー級新チャンピオンに輝いた。
サウスポー同士の再戦は倒し倒されの激闘となった。先制したのは2回に右フックでダウンを奪った三浦。負けじと矢代も3回、左カウンターで倒し返す。両雄が左ストレートを思い切り打ち合い、満員の場内はものすごい声援に包まれた。迎えた6回、三浦は左スイングでよろつかせて2度目のダウンをマーク。さらにもう一度倒し、次の7回に矢代をコーナーに追い詰めて帝拳側のタオルを呼び込んだ。
4月に木村登勇、石井一太郎の王者2人が陥落して以来、チャンピオン不在だった横浜光ジム。三浦の戴冠はこの日引退式に臨んだ木村、石井両氏への最高の報告となった。一方、タイトルを失った矢代は「力負けです」と潔く話した。
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