矢代―三浦戦とダブルで行われたOPBFウェルター級タイトルマッチは、チャンピオン佐々木基樹(帝拳)が挑戦者8位のデクスター・デラーダ(比)に7回1分14秒負傷判定勝ち。3度目の防衛に成功した。
佐々木は初回から左ボディーで試合をリード。待機戦法のデラーダ相手に試合はやや単調に進んだ結果、7回偶然のバッティングで比国人の前頭部がパクリと開き、この傷がもとでストップされた。 ここまでのスコアは70-65、70-64、69-64と佐々木の一方的内容。だが消化不良の結末に佐々木は「今日は世界挑戦のアピールを狙っていたのに…」と不満げだった。
この日アンダーカードで行われた8回戦2試合では五十嵐俊幸、山中慎介(ともに帝拳)がそれぞれTKO勝利。元日本フライ級暫定王者の五十嵐はタイのユーチ・キャリーボーイを6回で、また山中は村田匡教(塚原京都)を初回137秒でしとめたもの。五十嵐は昨年12月、清水智信との王座統一戦以来の再起に成功した。
そのほかの試合結果は以下の通り(左が勝者)。
51.5キロ4回戦 鈴木武蔵(帝拳)判定 林昭文(川田)
S・フェザー級4回戦 永楽彰一(帝拳)TKO2回 加藤了三(花形)
ライト級4回戦 林和希(八王子中屋)KO1回 坂爪洋樹(帝拳)
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