日本ボクシング界に新たなスター誕生を予感させるKO劇――元世界2階級王者、井岡弘樹さんの甥で関西の軽量級ホープ、井岡一翔(井岡)のプロ転向第2戦目(L・フライ級8回戦)が26日夜満員の大阪府立体育会館で行われ、井岡は日本ミニマム級7位、松本博志(角海老宝石)を2回右強打で沈め、2分59秒レフェリー・ストップによるTKO勝ちを飾った。
現役の世界のKOキング、ローマン・ゴンサレスの連続KOをストップしたこともあるタフガイも、この日の井岡の強打には耐えられなかった。「サウスポーは得意」という通り、初回から井岡は低いガードで誘い、松本が出てくるところに右ストレート、アッパー、ワンツーと的確で多彩なブローを狙い打ち。この回はどうにか耐えた松本だったが、次の回は悪夢が待っていた。プレッシャーをかけて前に出て迫るが、井岡の強打をビシビシと浴びる。最後の右フックはガマンの限界を超えていた。前のめりにキャンバスに倒れ込み、ヨロヨロと立ち上がるも、福地主審はすぐストップをコールして井岡の手を上げた。
「どんなにタフでも、いいパンチが当たれば倒れると、自分を信じていた」と井岡。タイトル挑戦は「一日でも早く、できるなら次でもやりたい」と、言ってのけた。3戦目で日本王座獲得なら新記録だが、これは同僚の宮崎亮が先に嘉陽宗嗣(白井・具志堅スポーツ)に挑戦することが決まっており、宮崎が勝てば同門対決はできない。井岡弘樹会長は「世界ランカーと対戦させたい」と、強い相手を選ぶ意向だ。
現役の世界のKOキング、ローマン・ゴンサレスの連続KOをストップしたこともあるタフガイも、この日の井岡の強打には耐えられなかった。「サウスポーは得意」という通り、初回から井岡は低いガードで誘い、松本が出てくるところに右ストレート、アッパー、ワンツーと的確で多彩なブローを狙い打ち。この回はどうにか耐えた松本だったが、次の回は悪夢が待っていた。プレッシャーをかけて前に出て迫るが、井岡の強打をビシビシと浴びる。最後の右フックはガマンの限界を超えていた。前のめりにキャンバスに倒れ込み、ヨロヨロと立ち上がるも、福地主審はすぐストップをコールして井岡の手を上げた。
「どんなにタフでも、いいパンチが当たれば倒れると、自分を信じていた」と井岡。タイトル挑戦は「一日でも早く、できるなら次でもやりたい」と、言ってのけた。3戦目で日本王座獲得なら新記録だが、これは同僚の宮崎亮が先に嘉陽宗嗣(白井・具志堅スポーツ)に挑戦することが決まっており、宮崎が勝てば同門対決はできない。井岡弘樹会長は「世界ランカーと対戦させたい」と、強い相手を選ぶ意向だ。
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