22日の後楽園ホールはハードファイトが続出。メイン8回戦では、大阪から後楽園初登場の宮崎亮(井岡=L・フライ級9位)が斎藤伸之介(白井・具志堅)に初回34秒TKO勝ちした。宮崎の放った右クロス一発で斎藤がダウンすると、ピクリとも動かない斎藤を案じた主審がカウントを中止。斎藤はタンカで退場した。
日本王者・嘉陽挑戦を確定させた宮崎は「正直、ベルトを獲る自信はあります。スピードで勝負したら負ける気しません」とジム初のタイトル獲りに意欲満々だった。9勝5KO2分。
セミ8回戦は、フィリピンからの輸入ボクサー、ブンブン東栄(一力)が昨年の新人王鬼ヶ島竜(三谷大和)を7回でストップ。亀田大毅戦はフィジカルで押されたが、L・フライのウェイトで持ち前の強さを発揮。鬼ヶ島気迫のアタックを受けて立ち、ロープ際でカウンターからダイナミックなブローを連発。試合は壮烈な打撃戦となったが、東栄は正確さ、数とも上回り、健闘の鬼ヶ島を突き放して世界ランカーの力を示した。
鬼ヶ島のジムメイト、昨年の新人王MVPの斎藤司は池田善彦(グリーンツダ)とこちらも熱戦。斎藤はアウトボクシングからカウンターの策を取るも池田の前進を止められず。終盤切れのあるパンチでグラつかせ、7回レフェリーストップを呼び込んでいる。
復帰した元フライ級ランカー、榎本信行(三迫)はペットエーク・シットゴーポンガーンピム(タイ)に2回KO勝ち。
他の結果は次の通り(左が勝者)
6回戦
原之園隆太(大橋)判定小竹雅元(三迫)
4回戦
小野木協栄(協栄)TKO1回 前川秀樹(三谷大和)
角田貴佳(三迫)判定 西山慶彦(白井・具志堅)
星正見(三迫)判定 加藤義明(新日本木村)
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