23日の後楽園ホールのメインは121ポンド(54.8キロ)契約の8回戦。最近ここをホームリングとしつつある静岡のファイター梶山友揮(平石=S・バンタム級9位)は木下健志(横浜さくら)を開始からロープにつめてラッシュ。木下の右カウンターを度々もらうが怯むことなく前進を止めない。勝てばランク入りとなる木下もあきらめることがなく、試合は壮烈な打ち合いとなった。これを制したのは梶山のインファイト。体を振って相手をロープにつめる、シンプルだが自分のスタイルを崩すことなくやり切り、8ラウンドのほとんどをロープ際でファイトと徹底。77-75.78-76.79-75の判定で13勝目(5KO3敗2分)をマークした。梶山は後楽園ホールで3勝1敗。
ランカー予備軍が激突したセミのS・バンタム級8回戦は、中盤ピンチに陥った渡邉卓也(青木)が持ち直して最終回に爆発。右ストレート、ワンツーで丸山有二(野口)にダメージを与えてすかさず連打でダウンさせ、TKO勝ちしている。
フライ級6回戦には新人王の安西政人(ワールドスポーツ)が登場。意欲的に攻める阿知和賢(横浜光)と足を止めての打撃戦を展開。こちらもタフなファイトとなったが丁寧さ、正確さでまさる安西が好ファイトを制した。スコアは78-77.78-76.79-76。
他の結果は次の通り(左が勝者)
6回戦
山本忍(石橋)判定 高橋隆介(JBスポーツ)
嶋津健人(野口)判定 太田光亮(大橋)
東日本新人王戦
三田村拓也(ワールドスポーツ)判定 保科芳和(横田)
加藤研二(野口)判定 金子達也(横浜光)
4回戦小
川裕揮(ワールドスポーツ)TKO4回 青山大樹(協栄)
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