OPBF女子L・フライ級の初代チャンピオン決定戦を明日に控えた25日、後楽園ホール展示場で計量が行われ、タイトルマッチに出場する菊地奈々子(白井・具志堅S=右)が48・7㌔、江畑佳代子(ワタナベ)が48・9㌔とともに一発でパスした。
菊地は元WBC女子世界ストロー級チャンピオン。今回のベルトはアジアの地域タイトルだが「以前は女子にOPBFはなくて、正直“そうか、できたんだ”ぐらいの感覚だった。しかし初代チャンピオンに挑めるのは有難いめぐり合わせです」と言い、「江畑選手はアマチュアの経験が豊富で上手い。フットワーク、ステップを使って距離を取ると思う。自分はそこをいかに詰めていって自分のボクシングができるかがキーになると思う。いい感じで最後まで練習ができました」と好調をほのめかせた。
対する江畑はWBC女子インターチャンピオン。「菊地さんはすごく強いパンチ力がある。私は徹底してフットワークを使って、菊地さんとは真逆のスタイルでしっかり勝ちたい。激しい練習のお陰で意識せずにウェイトコントロールができました。それだけの練習をしてきたので、勝つためにリングに上がります。自分の技術を120%出し切ればベルトは自ずと……」とこちらも自信は隠さず。
ファイターとボクサー、持ち味の違う両者がともに同じイメージを描いており、アジア女子ナンバー1を目指してそれぞれのストロングポイントをぶつけ合う。
当日は女子ばかりの大会で“G Legend2”と名付けられている。午後5時半から通常非公開の女子のプロテストがファンの前で行われ、同6時の開会式のあと女子キッズのミット打ちもある。
当日の全カードは以下の通り
フライ級4回戦
石川範子(イマオカ)×木下春江(東海)
バンタム級4回戦
カイ ジョンソン(竹原&畑山)×稲元真理(熊谷コサカ)
ミニ・フライ級4回戦
伊藤まみ(イマオカ)×片山由美(東海)
47㌔契約4回戦
黒木優子(関)×柴田直子(ワールドS)
フライ級6回戦
山口直子(白井・具志堅S)×菊川美紀(東海)
WBCF王者スペシャルエキシビション
小関桃(青木=アトム級)×富樫直美(ワタナベ=L・フライ級)
★OPBF女子L・フライ級王座決定10回戦
菊地奈々子×江畑佳代子(ワタナベ)
※当日券あり
※当日券あり
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