6日夜の後楽園ホール、中川-斉藤戦のあとで行われた日本フェザー級タイトルマッチは、王者松田直樹(帝拳)が5位の上野則之(ワタナベ)に最終10回2分8秒TKO勝ち。2度目の防衛を果たした。
2回に相打ちのタイミングの右で松田がダウンを喫するスタート。松田は持ち前の力強い右ストレート、返しの左フックで挽回に出て上野に大量の鼻血を出させる。パンチをまとめられず逆に左フックを浴びボディーを攻められるシーンもあったが、それでも挑戦者を徐々に弱らせて迎えた10回、浦谷主審が上野のダメージを慮り試合を止めた。
チャンピオンは「上野選手は強かった」と挑戦者をたたえたが「すべてが反省点」と不満のデキに表情は冴えない。「こんなんじゃ(同僚の世界王者)粟生に笑われちゃう」と出直しを誓っていた。
戦績は30勝13KO8敗4分1NC。一方、粟生戦以来2度目の日本王座挑戦に失敗した上野は10勝3KO9敗4分。
0 件のコメント:
コメントを投稿