空位の日本ミニマム級王座決定戦は21日、大阪市IMPホールで行われ、3位の八重樫東(大橋)が1位堀川謙一(SFマキ)に10回判定勝ち。金光佑治(六島=引退)の後継王者となった。
スピード、テンポのあるボクサー同士の一戦は序盤から激しいペース争いが繰り広げられた。先に抜け出したのは八重樫。相手の打ち終わりを狙った攻撃で堀川の焦りを誘う。堀川は4回にワンツー好打を重ね、流れを引き戻しにかかったものの、八重樫はすぐさま接近戦をしかけペースを譲りわたさない。終盤は堀川のホールドでもみ合いの多い展開となった末に終了のゴング。スコアは96-95、97-95、97-94の3-0で八重樫を支持した。ダウンシーンはなし。
「今まででいちばん気持ちを込めて戦いました。日本ベルトは重みがあります。これまでで一番緊張しました」。元OPBF王者で世界挑戦も経験している八重樫は2つ目のタイトルの印象を実感込めて語っていた。
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