21日池原―丹羽戦セミに登場した日本ライト級6位の高瀬司(大阪帝拳)はタイS・フェザー級王者ラーイマンコン・チュワタナと対戦。苦闘の末に5回2分46秒KO勝ちした。
序盤からタイ王者の独特のリズムで放つ右ストレート、左フックで高瀬は苦しい戦いを強いられた。左ボディーで活路を見出しても、相手の荒々しい急襲に油断のならない展開が続く。わずか5戦(5勝2KO)のキャリアのラーイマンコンだが余裕を持った戦いぶりで試合をリードしていた。だが5回、相手の攻め込んだところに決めた左フックで高瀬がダウンを奪う。この一発が効き、倒れたラーイマンコンは立ち上がったものの10カウントを数えられた。高瀬の戦績は9勝6KOとなった。
そのほかの試合結果は以下の通り(左が勝者)。
58.5キロ4回戦 石川慎祐(ハラダ)KO2回 近藤紀彦(陽光アダチ)
S・バンタム級4回戦 山中浩之(大阪帝拳)判定 内田崇文(森岡)
S・フェザー級4回戦 山田モリオ(SFマキ)KO2回 末弘謙児(ハラダ)
51.5キロ4回戦 伊藤秀平(真正)KO1回 山本満(大阪帝拳)
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