2009年6月17日水曜日

ルイス、カニザレスら殿堂入り


 ニューヨーク州カナストータの「国際ボクシング名誉の殿堂博物館」で開催された毎年恒例の”殿堂週間”が15日にぎやかにフィナーレを迎え、最大のイベント--今年新たに殿堂入りした14人の元チャンピオンらのインダクション(就任)のセレモニーが催された。
 14人のうち存命は7人で、このうち元世界チャンピオンは3人。ヘビー級のレノックス・ルイス(43)、元IBFオルランド・カニザレス(43)、南アフリカの統一世界J・ライト級王者だったブライアン・ミッチェル(47)の3氏で、いずれもアリやジョー・ルイスら往年のグレートたちの仲間入りしたことに感動し、ファンと喜びを分かち合っていた。今年の殿堂週間の一番の目玉ともいえるルイス氏は、「ボクシングは野蛮なスポーツと見られているが、私はスイート・サイエンス(快い技術)、マジカル・ダンスだと信じてやってきた」と、誇らしく語っていた。
 なお殿堂入りした本田明彦・帝拳ジム会長は今回欠席し、友人で殿堂入りを果たしているドン・チャージン・プロモーターが代理として感謝のスピーチを行った。
 写真は新規殿堂入りを果たした右からボビー・グッドマン(MSGの副代表、マッチメーカー等を歴任)、オルランド・カニザレス、レノックス・ルイス、ラリー・マーチャント(HBOの人気解説者)、ヒュー・マクルバニー(英国のジャーナリスト)、ブライアン・ミッチェルの各氏。=photo/Sumio Yamada=

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