メキシコのホープがまた豪快なKO勝ちを飾った。
メキシコのリゾート地プラヤ・デル・カルメンで開催されているWBC傘下のNABF(北米ボクシング連盟)の年次総会でメインファイトに抜擢されたのが、ウェルター級の次期世界王者といわれるサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ、WBC5位、WBO3位)だ。6日、ジェファーソン・ゴンカロ(ブラジル)を迎えてNABF王座の防衛戦。
試合はスピーディーでパワフルなボディーブローを叩きつけるアルバレスの独壇場で進行。顔面にパンチをもらっても平然と対処するブラジル人のタフネスは賞賛される。果たして18歳のスラッガーが倒せるか、に焦点が集まる。強打を食らってもビクともしないゴンカロだが、7回あたりからダメージを感じさせるシーンが出てくる。迎えた9回、一瞬棒立ちになった挑戦者にアルバレスが襲い掛かると、最後右を食らった相手は昏倒。主審はそのままストップを宣言した。
公称27勝20KO1分のアルバレスは「前に出てくる相手だったから、やりやすかった。前回の試合でパンチをもらう場面があったので、それが修正できたと思う」とコメント。ラリオスの後輩が世界に挑むのはいつ?
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