2009年6月8日月曜日

バルデス、再起戦飾る

 昨年、王者・長谷川穂積に挑戦し、2回TKO負けを喫したアレハンドロ“アレックス”バルデス(メキシコ、WBCバンタム級12位)が6日、地元シウダーオブレゴンに登場。同国のヘナロ“ドゥロ“カマルゴと10回戦を行った。
 8ヶ月ぶりのリングとなったバルデスがサウスポーから右ジャブを浴びせると、カマルゴは左目が腫れ、鼻血に染まる。バルデスは左ストレートでのけ反らせるなど攻勢をキープ。それでもアグレッシブなカマルゴは時折、右を返して応戦、5回にはバルデスをたじろがせる場面も。しかし6回、バッティングで血まみれになった相手をバルデスが追い込むと、このラウンド終了、ドクターストップがかかった。裁定はバルデスのTKO勝ちとコールされている。
 バルデス(24歳)は21勝15KO3敗2分。「ハセガワにリベンジしたい気持ちもあるけど、アミーゴのモンティエル(WBOバンタム級王者)に挑戦するプランもある。いずれ、あと2試合ぐらいこなして臨みたい」と抱負を語る。カマルゴ(22歳)は24勝17KO7敗。

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