16日、後楽園ホールで無名の山川和風(金子)が比国ウェルター級チャンピオン、アーニエル・ティナンパイ(OPBF同級3位=比)に8回判定勝ちする殊勲をあげた。
オーソドックス同士の一戦は、序盤ティナンパイの攻勢をフットワークでしのいだ山川がボディーを攻めて挽回。バテ気味の比国王者の軽いパンチに左目をうっすら腫らせながらも、相手を追い続けてポイントをアピールした。結果、78-77、78-76、77-75のスコアで勝利を支持された。勝者コールの瞬間、突っ伏して喜びを表した山川(26歳)は9勝2KO4敗1分。一方のティナンパイは14勝4KO9敗1分となった。
この日は8回戦がもう2組行われ、大竹秀典(金子)が41戦目のベテラン森島祐介(岐阜ヨコゼキ)に5回TKOで、またサウスポー千葉透(国際)は赤澤慎司(神拳阪神)にフルマークの判定で勝利を収めた。
そのほかの結果は以下の通り(左が勝者)。
S・フライ級6回戦 我妻明大(金子)判定 大久保鉄雄(M.T)
東日本新人王予選ウェルター級4回戦 座間カイ(金子)TKO2回 森田淳年志(笹崎)
フェザー級4回戦 田牧利治(宮田)TKO2回 南部義幸(イマオカ)
S・フェザー級4回戦 杉山竜司(金子)判定 黒田秀樹(F・I)
S・フライ級4回戦 品部正秀(ボーイズ水戸)引き分け 岡田哲也(イマオカ)
女子55.0キロ4回戦 三好喜美佳(新田)判定 丸山礼子(金子)
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