2009年5月20日水曜日

芹江、瀬藤に2-1判定勝ち

 湯場―中堀戦とダブルメインとして行われた瀬藤幹人(日本Sバンタム級1位=協栄)対芹江匡晋(同級2位=伴流)戦は、芹江が8回2―1判定勝ちし、王者木村章司挑戦に前進した。試合は両者の体がぶつかるシーンが多く、揉み合いの中でパンチを繰り出す展開。採点しづらい内容で、1位と2位との「タイトル挑戦権をかけた戦い」は期待されたほど好ファイトとはならなかったものの、77―76、77―76、76―77のスプリットで芹江(14勝6KO3敗)が支持された。
 フェザー級8回戦では日本8位のボクサーパンチャー、天笠尚(HS山上)が永田浩司(ウォズ)を7回KO。 天笠は永田の頑張りにやや手を焼いたが、7回に力みのない左ショートアッパーで倒した。戦績は13勝11KO3敗2分。 またこの日は昨年度新人王3人が出場。すべて6回戦で、Sフライ級藤原陽介(ドリーム)が茂木孝太(小熊)に4回TKO勝ち、ウェルター級高山樹延(角海老宝石)が豊田裕輔(楠三好)に1回TKO勝ち、Sライト級尹文鉉(ドリーム)が大崎展幸(F・I) に判定勝ちした。

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