熊朝忠を何とか撃退して5度目の防衛に成功したWBC世界フライ級チャンピオン内藤大助(宮田)が一夜明け会見を行なった。「ホッとしているの一言ですね」という王者の両マブタは絆創膏が貼られ、「口の中も切ってご飯が食べられない」(内藤)という状態だったが、熊戦を振り返って「苦しい試合だった。熊選手はやりにくかったですね。 ナンというのかなぁ、合せてしまうところがあるね。相手有利でもいい試合できるけど、内藤有利でもいい試合になってしまう(苦笑)。今回は僕が空回りした部分があった。倒さなきゃ、行かなきゃ、と思い過ぎた。そう思うことは悪いことではないんだけれど、アウトボクシングを混ぜたり、その場で考えてやらなきゃいけないですね。ビデオ見て反省して、修正していきたい。でも結果がすべてだと思っています」。そして「今後? まったく考えていません。考えたくありません、以上」と言いつつも、WBCから暫定王者ポンサクレックとの指名戦指令が出ている件について「ムチャクチャだよね。3ヶ月はキツいな。ケガあるからせめて120日ぐらいは…」と、考えたくなくても頭からは離れなさそう。「試合後必ず1ヶ月は休もうと思うが、いつも休めないんだよね。2週間ぐらいで、ああ練習しなきゃと…気が小さいから…。でもまず迷惑かけた家族との時間をとって、北海道や東京で応援してくれた人たちへの挨拶回りはします」と王者。
TBSによれば、今回の平均視聴率は20・4%で亀田大毅との初防衛戦から5戦連続で20%越えを達成。「町で声を掛けられます。みんな見ていてくれるということが僕の励みです」(内藤)。
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