2013年8月10日土曜日

天笠、凱旋試合でTKO勝ち


 日本フェザー級チャンピオンの天笠尚(山上)が10日、故郷の群馬・太田市運動公園市民体育館で57.5kg契約10回戦を行い、元ランカーのズリ カンナン(レイスポーツ)を8回1分49秒TKOで下した。
 
天笠(左)は地元で久々のKO勝利

 地元でいいところを見せたい天笠だったが、距離を詰めるズリに付き合う格好となってしまい、なかなかヒットポイントがつかめなかった。それでも強烈なボディブローでズリを消耗させていったが、北関東の暑さも手伝ってか、なかなかスパートすることはできなかった。

 迎えた8回、ズリのいいパンチをもらって火のついた天笠が反撃。得意のラッシュを仕掛け、ズリがバランスを欠いたところで主審が試合をストップした。天笠は地元での凱旋試合に何とか形をつけた。
 
ランカーの実力を見せた大塚(左)

 セミの53kg契約8回戦は日本S・フライ級4位の大塚隆太(18鴻巣)がノーランクの松山真虎(ワタナベ)を3-0の判定で下した。大塚はやや受けに回る場面もあったが技術の違いを見せつけた。採点は78-75、78-74、79-74。

0 件のコメント:

コメントを投稿