前WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)×WBO同級1位ブライアン・ベラ(米)のプレゼンテーションが29日(日本時間30日)ロサンゼルスのホテルで開催され、両雄が抱負を語った。当初このカードは9月7日ロサンゼルスのステープルズ・センターで予定されたが、チャベスがスパーリングで負傷。試合は3週間後の同月28日に延期され、会場もロス近郊カーソンのスタッブハブ・センターへ変更された。会見でのコメントは次のとおり。
久々の試合となうチャベスJrと対戦相手のベラ |
チャベスJr「カムバックにとてもエキサイトしています。これは夢のようです。カムバックのことをずっと考えてきて、やっと現実となりました。この試合は私のキャリアの第2部の開始となります。とてもモチベーションが強いです。自分がパウンド・フォー・パウンド・ナンバーワンになりたい意志をこの試合で皆さんにお見せします」
ベラ「私たちはWBOチャンピオンのピーター・クイリンに挑戦する予定だったのですが、この一戦になびきました。彼はビッグネームですから。もうこのファイトへ向けて3度もキャンプを張ったので、集中力をキープしています。スキル向上が現時点のキャンプのテーマ。ウォー(激闘)の準備をしています。我々は2人ともアグレッシブで、チンが強靭。私は勝利を信じています」
ボブ・アラム(プロモーター)「誰もがフリオのボクシング能力、パンチング・パワー、スタミナに疑問を持っていないと思う。それに彼はファイティングスピリットが旺盛。一部でリング外の品行が批判され、その噂が広まるけど、私はフリオがこのファイトで新しい1ページをめくってくれると信じている。私たちは彼がボクシングのグレートファイターになれると思っている」
試合はS・ミドル級契約の12回戦。チャベスはミドル級に戻るオプションもある。プロモーターはアラム氏のトップランク、チャベスのザンファー・プロモーション、ベラを擁するバンナー・プロモーションの共同興行。Photo/BoxingScene.com
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