ガルシア、単独メディアデー マティセー欠席

　メイウェザー×アルバレス戦と同じ9月14日ラスベガスのMGMグランドのリングで挙行されるS･ライト級タイトルマッチに出場するWBC＆WBA統一王者ダニー・ガルシア（米）が7日（日本時間8日）地元フィラデルフィアでメディア向けに練習と会見を行った。

 

会見したダニー・ガルシア（中）

　当初は相手のルーカス・マティセー（アルゼンチン＝WBC暫定王者）とともにニューヨーク、プエルトリコ、ロサンゼルスをサーキットするプレゼンツアーが予定されていたが、マティセーはキャンセル。ガルシアと父でチーフトレーナーのアンヘル・ガルシアが出席した。この日の会場DSGボクシングジムはガルシア親子がオープンした新しいジム。

ダニー“スウィフト”ガルシアのコメント。
「マティセーに関してはパワーがあるけど、私にもパワーがある。私は多くのパワーパンチャーと対戦してきた。信じてほしい。彼のパワーを無効にすることを。もしマティセーが序盤から仕掛けてきたら、私のもの。それは彼にとりビッグなミステイク。私は早く試合を終わらせてみせる。私にとりマティセーは平凡な選手。すでに2度負けているし、このクラスのベストではない。彼はザブ・ジュダーとクロスファイトだったけど、私とは接戦にすらならない」

一言居士で何かとお騒がせの発言で知られるアンヘルのコメント。
「ダニーはもっとも過小評価されているチャンピオンで、私はもっとも過小評価されているトレーナー。私はフロイド・メイウェザーのことは考えず、マティセーのことを心配している。フロイドはカネロのことを心配すればいい」Photo/GBP