今週土曜日、米ロサンゼルス近郊カーソンのスタッブハブ・センター(旧ホームデポ・センター)で挙行されるWBCの軽量級2世界戦の公開練習が20日(日本時間21日)カーソン市内のジムで行われた。最終会見は明日予定されるが、体を動かした各選手は試合への意気込みを口にした。
レオ・サンタクルス |
先に行われるWBC世界S・バンタム級戦でビクトル・テラサス(メキシコ)に挑む前IBF世界バンタム級王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米=25)は「あくまで今のメインテーマはテラサスに勝利を収めることだけど、即アブネル・マレスに挑戦したい。マレスは親友だけど、私のドリーム・ファイト。ファンも私にそれを熱望している」と野望を語った。
ビクトル・テラサス |
対する王者テラサス(30)は「難しいスタイルを持った、いいスパーリングパートナーを相手に鍛えた。私の腰の動きとスピードが試合の決め手となると信じている。彼も向かってくるし、私も前進するから活発なファイトになる。よりアグレッシブな方が勝つ」とコメント。
アブネル・マレス |
WBC世界フェザー級王座の初防衛戦となるマレス(メキシコ=米=27)はパウンド・フォー・パウンド10傑に登場しそうな勢い。「作戦はヒットを重ねてパンチをもらわないこと。私はウォリアーだけど、いつも試合の成り行きによってどう対処するかというメンタリティーを持っている。ゴンサレスは攻略が困難な相手だけど、できるだけイージーに勝つように心がけたい」と余裕さえ感じさせた。
ジョニー・ゴンサレス |
一方、前王者で挑戦者のジョニー・ゴンサレス(メキシコ=31)は「ノックアウト勝ちは心の中にある。でも私は判定でも勝てる。その準備を周到にしている。この試合に勝てる可能性がなかったら、私は受けなかった。だから勝つ手段がある。私は多くのベストボクサーと戦ってきた。これもその一つに過ぎない」とラストチャンス?に自信を見せた。Photos/GBP
0 件のコメント:
コメントを投稿