2013年8月31日土曜日

ドネアはダルチニアンと再起戦 11月9日内定


 米国の有料テレビHBOは、前WBO世界S・バンタム級チャンピオンで軽量級の複数階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)の復帰戦を11月9日にセットしたと発表。相手は同じく元複数階級制覇のビック・ダルチニアン(アルメニア=豪州)。ダルチニアンのマネジャー、フランク・エスピノサも肯定しており、会場は暫定ながら米テキサス州コーパスクリスティが候補に挙がっている。
 
6年前の対戦ではドネア(左)が衝撃的な勝利を飾った

 ドネアとダルチニアンは07年、当時IBF世界フライ級王者だったダルチニアンの王座をかけて対戦。下馬評を覆してドネアがセンセーショナルなKO勝ちを飾り、スターに台頭する足がかりをつかんだ。6年ぶりの再戦はフェザー級リミット126ポンド契約の12回戦。ダルチニアンも現在、主要団体のS・バンタム級上位にランクされ、両者はほぼ同じ条件で“フェザー級デビュー”を果たす。ドネアは前回のリゴンドウ戦で負った肩の負傷が完治。先週からトレーニングを開始している。

 同日のカードでチャベスJr×ブライアン・ベラ戦の延期の煽りを受けて日程が定まらなかったバネス・マルティロスヤン×デメトゥリアス・アンドラーデのWBO世界S・ウェルター級王座決定戦が挙行される見込み。しかし現在交渉中の有力カード、ローマン・マルティネス×マイキー・ガルシア戦が締結すれば、またも開催が流動的になるともいわれる。

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