東洋太平洋女子フライ級王座決定戦が22日、後楽園ホールで行われ、同級1位の江畑佳代子(ワタナベ)が同2位の孫チョーロン(韓国)を3-0(78-73×2、79-73)の判定で下してタイトルを獲得した。
孫とジャブを差し合う江畑(右) |
4回までは孫の右フックが決まってイーブンの展開だったが、江畑が5回から抜け出した。右ストレートが決まりだすと、足もよく動き、終盤は試合を支配した。孫はホールディングが多く6回に減点1を科せられた。タイトルマッチ4連敗中だった江畑は37歳にして悲願のタイトル獲得。戦績は6勝4KO4敗。26歳の孫は11勝3KO4敗。
山口(右)は世界戦中止のショックを見せず圧勝 |
世界タイトルマッチが中止となったWBA女子世界S・フライ級王者の山口直子(白井・具志堅S)はメインで53㎏契約8回戦に登場。中止のうさを晴らすかのように初回からラッシュし、チュタポーン・プラディッサン(タイ)から3回のダウンを奪って1回1分56秒KOで勝利した。山口は10月に3度目の防衛戦を行う予定。
またセミファイナルの前には、前東洋太平洋女子S・フライ級王者つのだのりこの引退記念セレモニーが行われた。
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