2013年7月13日土曜日

清田 明日スティグリッツ戦 前日計量クリア


 明日13日ドイツ・ドレスデンのエネルギー・バーブンド・アリーナで挙行されるWBO世界S・ミドル級タイトルマッチの計量が12日行われ、王者ロバート・スティグリッツ(ドイツ)がリミットの168ポンド(76.2キロ)、挑戦者10位の清田祐三(フラッシュ赤羽)は167.3ポンド(75.9キロ)で無事パスした。
 
体の迫力で上回った清田(右)

 初のアウェーリングで悲願の世界王座奪取を目指す清田は記者会見同様、マスク姿で通した。鍛え抜かれたボディーは王者と遜色ないか、むしろ上回る印象。ハカリに一人乗った時はマスクを外し、カメラの注文に応えた。

 スティグリッツ(32)はこれが2度目の同王座の初防衛戦。44勝25KO3敗。昨年アルツール・アブラハム(アルメニア)に敗れて失った王座を今年3月再戦で奪回。清田を下し、その後統一戦などビッグマッチを見据える。

 OPBFタイトルを6度防衛した清田(29)は23勝21KO3敗。王者と比較するとキャリア不足は否めないが、スティグリッツ陣営もハードパンチャーぶりを警戒しており、これまでメキシコや米国修行で体得した経験をビッグステージで生かしたいところだ。日本人としてこのクラス初の世界王者の偉業がかかる。Photo/SUMIO YAMADA
 

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