4月にスーパールーキー井上尚弥(大橋)に10回TKO負けした日本L・フライ級5位の佐野友樹(松田)が7日、愛知県刈谷市産業振興センターあいおいホールで再起。同10位の大前貴史(中日)との中部ランカー対決に臨み、偶然のバッティングにより2回55秒負傷引き分けに終わった。
佐野友樹 |
初回中盤、大前が左フックを引っかけ、佐野がバランスを崩すと大前は早くもギアを上げる。波乱も予感させるスタートだったが、2回開始早々、偶然のバッティングで佐野が唇を深くカット。出血が止まらないくなり、試合終了が宣せられた。ベテラン佐野の追い上げも楽しみだっただけに、非常に残念な結末となった。
◇フェザー級8回戦
高山慎司(松田)[4回2分44秒KO]吉村拓記(ハラダ)
日本7位の高山は4回、右クロス、右アッパーを中心とした連打で吉村をロープに詰めると、最後は右アッパーでダウンを奪い、そのままテンカウントが数えられた。吉村は昨年7月の林翔太(畑中)、11月の大橋弘政(HEIWA)に続き、中部のリングで3連続KO負け。
◇51.5㎏契約8回戦
清水裕司(松田)[3-0(80-73×2、80-72)]金城吉廣(正拳)
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