2013年7月13日土曜日

粟生、明日ロスでカムバック戦


 前WBC世界S・フェザー級王者粟生隆寛(帝拳)が13日(日本時間14日)、米カリフォルニア州イングルウッドで、元WBOラティーノ・ライト級暫定王者ハーディ・パレデス(チリ)を相手に世界王座陥落以来の再起戦、ライト級10回戦に臨む。12日ロサンゼルス空港近くのホテルで行われた計量で、粟生はリミットの135ポンド(61.23キロ)、パレデスは2ポンド半重い137.5ポンド(62.37キロ)を計測した。
 
粟生隆寛
6月23日に再渡米した粟生(23勝10KO3敗1分)はラスベガスで調整、この再起戦に備えた。昨年10月のガマリエル・ディアス戦からキャリア最長のブランクをつくったが、果たしてどんな復調ぶりを披露してくれるか。相手のパレデス(16勝10KO11敗、30歳)は11年5月、当時WBO1位だったダニエル・ドレゴ(アルゼンチン)を2回TKOで破り、注目された選手。一発屋だけに粟生も気の抜けない一戦になりそうだ。

 メインの10回戦ではWBO・S・フェザー級5位アレハンドロ“アラクラン”ペレス(メキシコ=米)がエドガル・リオバジェ(メキシコ)と対戦。両者とも130ポンド(58.97キロ)で計量を終えた。試合会場ハリウッド・パークは以前定期ファイトが開催されていた「ザ・フォーラム」に隣接するカジノ。

0 件のコメント:

コメントを投稿