マカオのベネチアン・リゾート&カジノで27日行われたWBA&WBO世界フライ級統一タイトルマッチは、王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が挑戦者ミラン・メリンド(フィリピン)に大差の判定勝ちを収め、初防衛に成功した。
2つのベルトを守ったエストラーダ(右) |
4月ブライアン・ビロリア(米)からタイトルを奪った同じ会場に登場したエストラーダは中間距離と接近戦で優位に立ち、出入りのスピードと手数でメリンドを劣勢に立たせる。顔面、ボディーへの打ち分けも巧妙な王者はポイントをリード。終盤11回、強烈な右をアゴに決めて挑戦者を倒し、勝利をづけた。スコアカードは島川厳(日本)が117-109、ゾルタン・エンエディ(ハンガリー)が118-109、ラファエル・ラモス(プエルトリコ)が118-109でいずれもエストラーダを支持した。
V1のエストラーダは25勝18KO2敗。WBO1位(WBAは9位)メリンドは初黒星。29勝12KO1敗。Photo/SUMIO YAMADA
0 件のコメント:
コメントを投稿