ロンドン五輪金メダリストの村田諒太(27=三迫)のデビュー戦が決定。8月25日、有明コロシアムで東洋太平洋ミドル級&日本S・ウェルター級王者の柴田明雄(31=ワタナベ)と対戦することになった。試合は73㎏契約6回戦で行われる。
ともに笑顔で記者会見をした村田(左)と柴田 |
待ちに待った村田のデビュー戦が決まった。注目の対戦相手は現東洋太平洋&日本王者の柴田。ノンタイトル戦ではあるが、いきなり国内トップ選手との対決となった。
3日、都内で記者会見に臨んだ村田は「日本で一番強い柴田選手と試合ができることに感謝したい。デビュー戦の自分が生意気なチャレンジだとは思うが、一生懸命やりたい」」と殊勝に豊富を語った。
柴田のボクシングについては「距離を取るのがうまく、最近は後半にも強くてスキのない選手だと思う。挑戦者の立場なのでノックアウトとか判定とかは考えていない」と気持ちを引き締めていた。村田は14日に再び渡米し、8月11日までスパーリング中心のトレーニングをする予定。
一方、ビッグチャンスをつかんだ柴田も晴れやかな表情。「試合の話を電話でもらって、その場でやりますと答えました。限られたボクシング人生で自分がどこまでいけるのかチャレンジしたい。そのためには強い選手とやれるは幸せなこと」と村田戦を歓迎した。
1年前に村田とスパーリングをして「ボコボコにやられた」という柴田だが、その経験を糧にしてその後はタイトルマッチ4連勝。いまだ成長中の31歳は「みんな村田くんがどう勝つかを見ている中、みなさんをがっかりさせるような試合をして必ず勝ちたい」と意気込んでいた。
当日は神奈川県のスカイアリーナ座間でスーパールーキー井上尚弥(大橋)が日本L・フライ級王者の田口良一(ワタナベ)に挑む日本L・フライ級タイトルマッチも行われ、フジテレビが午後7時から二元中継する。
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