2013年7月19日金曜日

2012年全日本新人王の3人がそろって勝利

 
7月19日の後楽園ホールには2012年の全日本新人王3選手が出場。日本フェザー級12位の伊藤雅雪(伴流)、フライ級12位の長嶺克則(マナベ)、S・フェザー級12位の柳達也(伴流)がそろって勝利し、3人ともデビュー以来の無敗をキープした。
 
この日伊藤(左)はなかなか好戦的だった

◇58㎏契約8回戦
伊藤雅雪(伴流)[3-0(78-75、78-74×2)]源大輝(ワタナベ)
 アウトボクサーの伊藤は、前に出るパンチャーの源(7勝6KO2敗)に対し右ストレート、接近するとアッパーとボディブローをうまく使った。源は4回に右を当てて反撃したが、これで逆に伊藤もペースアップ。最終回は両者激しい打撃戦で会場を盛り上げた。
 
長嶺(左)は伸び盛りといった感じ

◇S・フライ級8回戦
長嶺克則(マナベ)[2回2分19秒KO]鶴見旭(三津山)
 10勝10KO4敗とパンチのある鶴見は左右のフックを思い切り振りおろすスタイル。スピードのある長嶺はガードを固めつつジャブからボクシングを組み立て、2回に左を効かせると、最後は右を打ちおろしてテンカウントを聞かせた。
 
柳(右)はカウンターのセンスが光る

◇S・フェザー級6回戦
柳達也(伴流)[3-0(59-55、60-55、60-54)]有馬啓祐(協栄)
 サウスポーの有馬に対し、柳が右をコンスタントにヒットして試合を支配。ここからKOにつなげたいところだったが、コンビネーションは炸裂しなかった。

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