ブローナー×マリナージ戦と同じニューヨークのバークレイズセンターで行われたWBC世界スーパーミドル級王座決定戦は、ランク1位サキオ・ビカ(カメルーン=豪州)が3位マルコ・アントニオ・ペリバン(メキシコ)にマジョリティー判定勝ちで、アンドレ・ウォード(米)が休養王者へシフトした後釜に座った。
キャリア初の世界戦を迎えたペリバンに、ビカは4度目の世界挑戦。スタートからベルト獲得に向け、両者の意気込みがぶつかり会った。攻防で目立ったのは断続的に決まるビカの右強打。このクラス初のメキシコ人王者を目指すペリバンも一歩も引かず渡り合い、拮抗したラウンドが続く。
かつて日本のリングにも上がったビカ |
カメルーン出身初の世界王者に就いたビカは32勝21KO5敗2分。初黒星の元オリンピアン、ペリバンは20勝13KO1敗。
同じリングのヘビー級12回戦はWBC5位セス・ミッチェル(米)がWBC、WBOとも2位のジョナサン・バンクス(米)に3-0判定勝ちで、昨年11月の2ラウンドKO負けの雪辱を果たした。公式スコアは115-112、117-109、114-112でミッチェル。初戦で失ったNABOとWBCインターナショナルの2冠を取り戻した。
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