明日28日、アラブ首長国連邦のドバイで挙行されるWBC世界ミニマム級タイトルマッチの計量が27日行われ、チャンピオン熊朝忠(ユウ・チョウ・チュウ=中国)がリミットの105ポンド(47.62キロ)、挑戦者1位デンバー・クエリョ(フィリピン)が103.8ポンド(47.08キロ)で無事にパスした。
カメラに拳を突き出す熊(左)とクエリョ |
昨年11月、決定戦で勝利を収め、中国初のプロ世界王者に就いた熊(20勝11KO4敗1分)はこれが初防衛戦。「体調はいい。明日の勝利を確信している。先週ドバイに到着した後、連日練習している。序盤がポイントになりそう。ここに至るまで全力投球した成果を披露したい」と30歳の王者はコメント。
一方、前日リミット2ポンド超で心配されたクエリョ(26歳、33勝21KO4敗6分)だったが、きっちり仕上げた。「ベルトを獲得するためにここにいる。予想はチャンピオン有利かもしれないけど、ベストを尽くして戦い、故郷フィリピンのイロイロ島に王座を持ち帰る」
ドバイの世界貿易センターで行われる一戦のオフィシャルはレフェリーがエクトル・アフー(パナマ)、ジャッジはローマン・デニソン(パナマ)、ジョン・キング(英)、セルジオ・イゾンソ(伊)の3氏。
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