44歳になったヘビー級のフランソワ・ボタ(南アフリカ)が13日、ニュージーランドのリングに上がり、地元の6戦無敗の21歳ジョセフ・パーカーに2回2分32秒KO負けした。すっかり噛ませ犬役が板についてしまったボタはこれで5連敗。現地のメディアは「さすがにこれで引退するだろう」と報じている。
ボタがウラジミール・クリチコ(ウクライナ)の世界王座に挑戦したのがもう11年前。その後K-1のリングに上がったのち、復活してイベンダー・ホリフィールド(米)と対戦したのが10年4月のことだ。いまだリングに上がっているのは驚きだが、同じリングでボタの息子がデビューしたというニュースにも驚いた。
崩れ落ちゆく父ボタ |
ボタの息子23歳のマルセル・ボタはウェルター級4回戦でジェレミー・セバスチャン(豪州)に判定勝ちした。ロートルになってしまった父親と息子のデビュー戦が同じ舞台とは残酷すぎるような気がするが、息子を売り出すために父親がひと肌脱いだということなのだろうか…。
ちなみにこの興行では90年代からヘビー級トップボクサーとして最重量級を盛り上げたデビット・トゥアの甥ジョーダン・ツイガマラもデビューし、L・ヘビー級4回戦でKO勝ちデビューをしたという。Photo/BoxingScene.com
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