2013年6月4日火曜日

B級グランプリ準決勝 6.4後楽園


 ナップルボックスB級グランプリの準決勝4試合が4日、後楽園ホールで行われ、ライト級の宮崎辰也(マナベ)らが勝利。全8階級の決勝進出者が出そろった。決勝は8月7日、後楽園ホールで行われる。
 
宮崎(右)は左拳を負傷しながら後半に勝負をかけた

◇ライト級5回戦
宮崎辰也(マナベ)[5回1分1秒KO]本間愛
登(帝拳)
 リーチのある本間はジャブをていねいについて序盤をリード。パワフルな宮崎は徐々にプレッシャーを強め、3回には得意の打撃戦に持ち込んだ。4回に入るとさらにピッチを上げてパンチを上下に散らし、5回に連打すると本間がダウン。コーナーからタオルが投入された。宮崎はこれで8勝すべてがKO(4敗1分)。
 
中村はセンスのあるところを見せた

◇ミニマム級5回戦
中村一弘(伴流)[5回1分1秒TKO]小俣達也(川崎新田

 中村は巧みにスイッチを繰り返し、アッパーを交えたコンビネーションも冴えた。前に出る小俣に対してクリーンヒットを連発し、3回にはボディブローも交えて優勢。5回、中村が右から左をヒットさせたところでレフェリーが試合を止めた。

◇ミニマム級5回戦
松川真也(T&T)[2-1(48-47×2、47-49)]成塚亮(ワタナベ)
 成塚とサウスポーの松川の対戦はかみ合わせが悪く、ジャッジ泣かせの試合となった。互いに効果的な攻撃は少なかったが、松川が有効打でわずかに上回った。
 
右がさえた佐藤(右)

◇バンタム級5回戦
佐藤鋼太(協栄)[3-0(49-46×3)]相馬圭吾(三迫)
 長身の佐藤が右ストレートをヒットさせて試合をリード。3回にはその右でダウンを奪った。相馬は徐々に距離を詰めて対抗したが及ばなかった。

◇58㎏契約6回戦(オープン)
後藤俊光(金子)[3-0(59-57、59-56×2)]朝山哲嗣(国際)

◇S・バンタム級6回戦(オープン)
松尾翼(帝拳)[3-0(59-57、58-57、59-55)]在塚太一郎(伴流)

◇L・フライ級6回戦(オープン)
横手太一(ドリーム)[3-0(58-57×2、59-57)]西田拓真(ワタナベ)

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