19日、和歌山ビッグウェーブで行われたWBC女子フライ級タイトルマッチは、挑戦者3位・真道ゴー(クラトキ)が王者レナタ・セベレディ(ハンガリー)に3-0判定勝ちし、タイトルを奪取した。スコアはジャッジ全員が100-90をつける完勝。
真道はサウスポーのセベレディに対し、右ストレート、返しの左フックを決めて序盤から優位に立った。右ボディーストレートも有効に使った積極的な出入りのボクシングで王者を引き離し、終盤は連打で圧倒。TKOに持ち込むことはできなかったが、地元の期待にこたえる内容で初の世界ベルトを巻いた。
2度目の挑戦を実らせた新チャンピオンは「自分はボクシングがなければ何をしていたか分からない。恩返しのつもりで戦った。ここからがまたスタートです」と喜びを語った。和歌山県から念願のチャンピオンを誕生させた原田哲也会長も「頑張れば地方のジムでも世界チャンピオンになれることを証明できたと思う。よく頑張った」と労っていた。
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