アルゼンチン・ブエノスアイレスの伝説のアリーナ、ルナパークで25日(日本時間26日)挙行されたWBO世界S・フライ級タイトルマッチは、王者オマール・ナルバエス(37=アルゼンチン)が挑戦者1位フェリペ・オルクタ(27=メキシコ)にスプリット判定勝ちで、7度目の防衛を果たした。
ナルバエス(右)が2-1の判定勝利 |
身長で10センチ勝るオルクタがボディ連打を武器に前進を繰り返し、ナルバエスが迎え撃つ展開でラウンドが進行。ダウンシーンはなく、どちらかが深刻なダメージを被る場面もなかった。サウスポーの王者は大きいリングを活用し、メキシカンのプレスに対処。中盤は、挑戦者の出ばなに軽打ながらパンチをコネクトするナルバエスが連取。最後の2ラウンズ、懸命に突進して執念を見せたオルクタだったが、逆転は成らなかった。ジャッジ一人は118-110とオルクタのアグレッシブさにポイントを与えたが、他の2者は115-113でナルバエスを支持。王者交代は起きなかった。世界タイトルマッチ26戦目を飾ったナルバエスは39勝20KO1敗2分。世界初挑戦のオルクタは27勝23KO2敗。Photo/BoxingScene.com
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