2013年5月21日火曜日

ウォードがWBCに抗議 名誉王座を返上


 4月、WBC世界S・ミドル級チャンピオンから同名誉チャンピオンへシフトされたアンドレ・ウォード(米)がタイトルを返上した。ウォードは自身でメディアに声明を発信し、心情を明かした。
 
名誉王座を返上したウォード

「チームと家族と注意深く状況を考慮し、私はWBC世界S・ミドル級名誉タイトルを返上する決断を下しました。最近の報道によると、WBCは私のベルトを剥奪する決議を下し、サキオ・ビカとマルコ・アントニオ・ペリバンによる王座決定戦を認定しました。私はマネジャーと弁護士に相談した結果、私の信じる限りでは、WBCは私の(正規)世界タイトルを剥奪する権利はなく、名称を名誉チャンピオンに変更することもできなかったはずです。WBCとは何度も協議しましたが、彼らの対応には同意できない結論に達しました。

 私はチャド・ドウソン戦(昨年9月)で肩を負傷しましたが、現在は回復しています。WBCルールで決められた防衛期限に間に合う状況です。なのにWBCは私のタイトルを剥奪しました。私はWBCタイトルを獲得し、防衛するために全身全霊を傾けてきました。私は正しいと思う道を選択します。ファンが私のことをまだチャンピオンだと思ってくれたらうれしいです。トレーニングに戻り、体調はグレート、リングに復帰することにエキサイトしています」

 米国メディアもウォードの主張を支持するところが多く、潔い行動と見られている

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