アマチュアの第66回関東大学ボクシングリーグ戦が11日開幕。東京・後楽園ホールで1・2部それぞれ対抗戦3試合ずつを行った。1部は前年度優勝校の東京農大が1部に復帰したばかりの東洋大に9-0で完勝するなど、上位校が順当に勝っている。
ミドル級酒井(東農・右)が上川(東洋)を9-6で制す |
4シーズンぶりに1部に復帰した東洋大は、9試合のうち4試合に1年生を起用して挑んだが、王者の壁は厚く1勝も上げられなかった。しかし内容的には接戦もあり、ライト級のインターハイ王者秋山ら善戦も目立った。
LW級井上(拓・右)が霜田(法)に7-3の判定勝ち |
昨年2位の拓大は、同じく4位の日大にやはり9-0の勝利。1、2年生を1人も起用せずにメンバーを組み、ライト級の藤田大和、健児の兄弟、L・ウェルター級井上浩樹らが安定した試合運びで勝利した。昨年拓大を食って勢いに乗る駒大は日大に6-3で勝った。ミドル級で1年生鬼倉が全日本ランキング2位の岡田に右強打を浴びせて2回KO勝ちする殊勲もあり、今季1部リーグの台風の目になりそうだ。
1年生鬼倉(駒)が岡田(日)を2回でKOする殊勲 |
◇1部試合結果
東京農業大学 9-0 東洋大学
拓殖大学 9-0 法政大学
駒澤大学 9-0 日本大学
◇2部試合結果
明治大学 6-1 日本体育大学
中央大学 5-2 平成国際大学
早稲田大学 4-3 専修大学
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