ＷＢＣワールドカップ 6.17キックオフ

　開催が待たれているＷＢＣ主催のワールドカップが具体的に始動する運びとなった。ＷＢＣホセ・スライマン会長が毎週恒例の地元記者たちとの懇談会で明かしたもので、ＷＢＣのホームページやファイトニュース・ドットコムなどが報じた。

 

ワールドカップ出場のエストラーダ

それによるとオープニングデーは６月17日。ＷＢＣのお膝元メキシコシティで予定される。スライマン氏が出場選手に上げたのは、昨年に荒川仁人とライト級挑戦者決定戦を行ったダニエル・エストラーダ（メキシコ）、ヘビー級で世界挑戦歴があるオドニエル・ソリス（キューバ）ら。他の出場選手はＷＢＣ地域チャンピオンやシルバー王者になる見込みで、日本勢の出場も期待される。今のところ48人が４階級で覇権を争う予定。

　メキシコシティのほか開催地はモスクワやカンクンなどメキシコの都市が候補に挙がる。以前からアジア地域も開催準備が進められているが、今回の発表では触れられていない。