2013年5月28日火曜日

クリチコ弟×ポベトキン 10.5モスクワ内定


 ロシアからのニュースで、ヘビー級3冠統一チャンピオン、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)×WBA“レギュラー”王者アレクサンデル・ポベトキン(ロシア)の統一戦が10月5日モスクワで挙行されると報じている。
 
ポベトキン
Wクリチコ












 ポベトキンのマネジャー、ウラジミール・ハーユノフ氏が日本円で約23億円で落札して話題となった一戦。クリチコは約17億円、ポベトキンは約6億円の報酬が見込まれる。ただし、両陣営が主張するドーピング検査が大きな課題となりそう。クリチコはホームリングとするドイツのNADA(ナショナル・アンチドーピング・エージェント)の検査規格を主張し、ポベトキン側はRUSADA(ロシアン・アンチドーピング・エイジェンシー)の採用を求めているからだ。

 2つとも国際規格に合致するが、NADAの方がオリンピック方式に近く、より検査が厳格だといわれる。最近では、同じクリチコに挑戦したマウリシュ・ワフ(ポーランド)やミドル級のシュトゥルムと対戦したサム・ソリマン(豪)が、NADAの検査に引っ掛かりサスペンド処分を受けている。

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