8日のWBC世界フライ級タイトルマッチで王者の五十嵐俊幸(帝拳)を下し、2階級目となるベルトを巻いた八重樫東(大橋)が9日、横浜市内のジムで記者会見した。
カメラマンの注文に応じてポーズをとる八重樫 |
右目上部をカットし、腫れた顔で姿を現した八重樫は「うまく作戦がはまったという印象。昨日に限ってはサウスポーの苦手意識はなかった。練習で体にしみこませたことが試合でうまく出たと思う」と快勝した昨夜の試合を振り返った。
気になる今後について大橋秀行会長は「傷が治ってからになるが、L・フライ級、そしてS・フライ級と4階級制覇の夢も見えてきた。井岡一翔との再戦? まずはオプションを消化して、井岡選手が3階級制覇をかけて八重樫と対戦するのはアリだと思う」と複数の可能性を示した。
これを聞いた八重樫は「できるだけ長く防衛したい。井岡くんとやるというならもちろん喜んでやる。負けた選手に勝ちに行くという試合です」とこちらも前向きだった。
なお、帝拳ジムのはからいで、ベルトが届くまでの間、八重樫が五十嵐のベルトを借りておくことになった。
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