2013年4月7日日曜日

ビロリア失速 エストラーダ殊勲の2冠奪取

 
歓喜のエストラーダ(中)と顔面の腫れが痛々しいビロリア(手前)

 マカオで6日、鄒市明(ゾウ・シミン)のプロデビュー戦をメインとしたイベントで行われたフライ級統一戦で番狂わせ。WBO&WBA(スーパー)王者ブライアン・ビロリア(米)が挑戦者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に2-1判定負けで王座を失った。

 前半、ビロリアの出来はよかった。シャープなパンチを断続的にヒットしてリード。だがメキシカンはポーカーフェイスを貫き、動じた様子を見せない。乗り切ったエストラーダは8回から猛反撃。執拗なボディー攻撃を食らったビロリアは上体が丸くなるシーンが続出。反撃するもパンチは空を切ることが多くなり、最終12回にはストップ寸前に追い込まれた。

 スコアカードは割れ、1人が115-113でビロリアだったが、他の2人は116-112、117-111でエストラーダだった。Photo/SUMIO YAMADA

0 件のコメント:

コメントを投稿