歓喜のエストラーダ(中)と顔面の腫れが痛々しいビロリア(手前) |
マカオで6日、鄒市明(ゾウ・シミン)のプロデビュー戦をメインとしたイベントで行われたフライ級統一戦で番狂わせ。WBO&WBA(スーパー)王者ブライアン・ビロリア(米)が挑戦者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に2-1判定負けで王座を失った。
前半、ビロリアの出来はよかった。シャープなパンチを断続的にヒットしてリード。だがメキシカンはポーカーフェイスを貫き、動じた様子を見せない。乗り切ったエストラーダは8回から猛反撃。執拗なボディー攻撃を食らったビロリアは上体が丸くなるシーンが続出。反撃するもパンチは空を切ることが多くなり、最終12回にはストップ寸前に追い込まれた。
スコアカードは割れ、1人が115-113でビロリアだったが、他の2人は116-112、117-111でエストラーダだった。Photo/SUMIO YAMADA
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