ハロ(左)に判定勝ちした久高 |
7日夜、大阪の亀田戦前座で前WBCフライ級王者ソニー・ボーイ・ハロ(フィリピン=現9位)に挑んだ久高寛之(仲里=日本S・フライ級3位)は10回3-0の判定勝ちを飾った。
久高は序盤からシャープな左から右ボディーを攻めて快調だった。4回にはワンツー・スリーで前世界王者を後退させる。一方のハロはラウンド終了前に強打で反撃する省エネ戦法。ノーガードでパンチを浴びて笑ってみたり、不意に繰り出す強打で観衆を笑わせたが、久高をぐらつかせる場面もなく敗れ去った。スコアは96-94に98-94が2者。
またWBCミニマム級1位のデンバー・クエージョ(フィリピン)と対戦した國重隆(ワタナベ=日本同級6位)は、10回2-0判定負けを喫した。
國重はサウスポーのクエージョの左を浴びて2回にダウン。その後はフットワークとクリンチを駆使し、ラフなクエージョの左スイングを外したが、自らの攻撃につなげることもできなかった。スコアは意外にもジャッジ1人が95-95としたが、残る2人は96-93、97-92でクエージョにつけた。
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