WBC世界ミドル級王者セルヒオ“マラビージャ”マルティネス(アルゼンチン)が27日(日本時間28日)地元ブエノスアイレスで挑戦者WBA暫定王者マーティン・マーレイ(英)を3-0判定で下し、防衛に成功した。
|
辛勝のマルティネス |
降りしきる雨の中、屋外スタジアムに大観衆を集めた一戦。序盤サウスポーのマルティネスは両ガードを下げた構えからスピードに乗った攻撃を仕掛けてリード。しかしマーレイは右を巧打し、予断を許さない攻防が展開される。7回に右マブタをカットしたマルティネスは続く8回、英国人に右を打ち抜かれロープ際にダウン。10回にもマーレイの左右で崩れたが、イタリア人主審はスリップと判断。それでもラスト2回、マルティネスは機動力を生かして挽回。観衆の大合唱を背に受けながら乗り切った。
公式スコアは3ジャッジ一致の115-112でマルティネス。王者の勝利は動かなかったものの、非常に小差の内容だった。Photo/BoxingScene.com
0 件のコメント:
コメントを投稿