2013年3月20日水曜日

HBOがGBPに絶縁状

 
デラホーヤ
先月のフロイド・メイウェザーのショータイム移籍に続き、米国業界に衝撃が走った。有料チャンネルの雄HBO(ホームボックスオフィス)がゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)に対して今後、同プロモーションの興行の放映権を買い取らない決定を下した。

 HBOは18日(日本時間19日)HBOスポーツ社長ケン・ハーシュマンが主要メディアにGBPとの関係を絶つと発信。最近、同局のエース格に台頭しているWBCライト級王者エイドリアン・ブロナー(米)の試合も例外ではないとしている。

 GBPとHBOの関係に亀裂が入ったのは2011年暮れから。GBPの顧問弁護士だったスティーブン・エスピノサが、ハーシュマンの後任としてショータイム・スポーツの副社長兼ゼネラル・マネジャーに就任。GBPの重要試合がショータイムで放映される頻度が増加した。昨年9月15日にはHBOがマルティネス×チャベス戦を優先。それまでHBO傘下の選手だったカネロ・アルバレスの試合はショータイムへスライド。今回のメイウェザーの移籍で関係が悪化したと見られる。

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