2013年3月3日日曜日

ニエテス×フエンテス、ドローに終わる

 
中盤から追い上げたフエンテス
WBO世界J・フライ級王者ドニー・ニエテス(比)にWBO世界ミニマム級王者モイセス・フエンテス(メキシコ)が挑戦する一戦が2日、フィリピン・セブシティのウォーターフロント・ホテルで行われ、12回ドローの裁定が下った。

 序盤はシーソーゲーム。5回終盤、フエンテスにダメージを与えたニエテスだったが、長身スリムなメキシカンは6回から挽回。右マブタを切り鮮血が流れるニエテスを追い詰優位に立つ。ほぼ勝利を手中に収めた印象のフエンテスに、11回ニエテスが反撃。最終回も王者がやや優勢に試合を進めた。

 公式スコアは地元フィリピン人ジャッジが115-113でニエテスを支持したが、2人の米国人ジャッジは114-114のイーブン。マジョリティードローとなった。ニエテスは引き分け防衛。フエンテスの王座もそのまま安泰。

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