2013年2月18日月曜日

ビカ、スクローチャに大差の勝利

 
ビカ㊧はキャリアの差を見せつけた

 ブローナー×リーズ戦のリングで行われたWBCスーパーミドル級挑戦者決定戦はWBC2位サキオ・ビカ(カメルーン=豪)が1位ニコラ・スクローチャ(モンテネグロ)に準完封勝利を収め、王者アンドレ・ウォード(米)のオフィシャル挑戦者に名乗りを上げた。

 この日まで25勝7KOと無傷のスクローチャ(34)だが、プロキャリアでは世界挑戦も経験しているビカが一枚上。ヨーロッパスタイルのスクローチャを左ジャブでコントロールし、右アッパーのボディー打ちを主武器にポイントを蓄積。時折モンテネグロ人は打ち返すものの、ビカの牙城は最後まで揺るぎなかった。

 公式スコアは119-109、118-111、120-108文句なくビカの勝利。ビカ(33)は31勝21KO5敗2分。ウォードが負傷休暇中のため、前IBF王者ルシアン・ブーテ(カナダ)と対戦するプランもある。

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