2013年2月20日水曜日

黒田が好調アピール 2.27WBAフライ級戦

 

 WBA世界フライ級タイトルマッチに挑む黒田雅之(川崎新田)が20日、川崎市内のジムで練習を公開。記者会見した黒田は「ライトフライ級時代よりも体に力が入る。最高の状態に持っていけると思う」と好調をアピールした。

 これまで130ラウンドのスパーリングをこなし、うちスーパールーキーの井上尚弥(大橋)と50ラウンドをこなすなど、王者ファン・カルロス・レベコ(亜)を想定した厳しいトレーニングを積んできた。黒田は「レベコはよく動いて技術がある堅実な選手。先に手を出し、相手にボクシングをさせないようにしたい」とプランを口にした。

左から孫トレーナー、黒田、新田会長
これまで相手に先手を許し、なかなかスカッとした試合ができなかった黒田はメンタルトレーニングにも精力的に取り組み、壁を乗り越えようと努力してきた。成長を見守ってきた新田渉世会長は「最終ラウンドのような攻撃を最初から出したい。黒田はスタミナもあるが、短期決戦も頭に入れている」と愛弟子の爆発に期待していた。

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