2013年1月17日木曜日

チューチョ・カスティーヨ逝く


チューチョ・カスティーヨ

 ルーベン・オリバレスの好敵手で、元世界バンタムチャンピオンのチューチョ(本名ヘスス)カスティーヨ氏が15日、メキシコシティの病院で亡くなった。68歳だった。死因は数日前に行った外科手術の経過が悪化したものと報じられる。

 カスティーヨ氏は1944年6月17日メキシコ・グアナファト出身。ホセ(ジョー)・メデルに判定勝ちで自国タイトル獲得後、70年10月、オリバレスに14回TKO勝ちで世界バンタム級王座に就く。これが両者の2戦目で、オリバレスとは1勝2敗。2敗はいずれも判定負けで“ミスター・ノックアウト”と呼ばれた怪物オリバレスにタイトル戦で接戦を演じた実力は高く評価された。75年に現役を引退。終身戦績は67戦47勝22KO18敗2分。

 16日、WBC主導の下、葬儀が行われ、元王者のカルロス・サラテ、ピピノ・クエバスらも参列した。
 

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