2012年11月3日土曜日

岩渕がV2 日本S・ライト級


 日本S・ライト級タイトルマッチは3日、後楽園ホールで行われ、王者の岩渕真也(草加有沢)が同級4位の長瀬慎弥(フラッシュ赤羽)を7回2分51秒KOで下し2度目の防衛に成功した。


 序盤は元日本王者の長瀬が足を使い、トリッキーな動きも入れて的を絞らせないボクシングを展開した。しかし4回につかまり、打ち合いに応じると岩渕のペースに。チャンピオンは5回終了間際に右フックを打ち込んでチャレンジャーをグラつかせると、クライマックスは7回。右フックから左アッパーで長瀬の動きが止まり、一気にラッシュを仕掛けると、挑戦者はうずくまるようにダウン。辛うじて立ち上がったがレフェリーがテンカウントを数えた。

◇S・ライト級8回戦
シャムガル興一(オザキ=日本8位)[3-0(77-76、77-75、78-75)]酒井智彦(マナベ)
 白熱の打撃戦。馬力で勝るシャムガルが攻めれば、回転の速さで酒井も打ち返す展開。会場を興奮の坩堝とした一戦は、スポンサーから激闘敢闘賞がおくられた。

◇S・バンタム級8回戦
和氣慎吾(古口=日本10位)[3-0(79-73、79-74×2)]山口卓也(レイスポーツ)
サウスポーの和氣がスピードを生かして山口を翻弄。強打者の山口は手数が出なかった。

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